#87 バスは来ない<カリスマ2期感想>

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バスは来ない、なのいいよね。バスが来ない、じゃなくて。

#87 バスは来ない
超人的シェアハウスストーリー「カリスマ」をご存じない方は1期を全話見てください

バスはこないけどまあいっか、とか、バスはこないけどそれはそれとして、とか、バスはこないけどどうにかなる、とか、いろんなニュアンスを感じる。

シーズン2でこんな何の展開もない回は初めてで、とてもよかった。わたしはシーズン1でも「#60 雨」の話が大好きなのだ。でも、何もないことの幸せって、普段が怒涛だからこそ感じられるものでもあるよね。

2期が始まってから一度もシェアハウスに帰っていないカリスマたち(正確には一度立ち寄ってるけど)。たぶん、仕事をしてる人とかもいると思うんだけど、例えばテラくんの社長業とか大丈夫そ?リモート?有能な副社長とかいる?気になる。

今回は二人~三人ずつの会話だったから、ちょっと感想。

<依央利、理解>
理解は依央利に優しいよね。いや、優しいというのはちょっと違うか。「(理解さんは)いおくんのこともいつも気にかけてらっしゃる」。そう、理解は「秩序が乱れるから」周りに怒ったり、命令したりすることの多い人間だけど、たまにただの人間として怒ったり心配したりしてる。大瀬に「死んだらダメだ」とか、依央利に「自分のことも考えて」とか。

<理解、テラ>
テラくんの前では理解節全開になっちゃうお兄さんおもしろいな。テラくんと依央利にセットでこられると、あんなにタジタジになっちゃうのにね。

<テラ、天彦、大瀬>
天彦がテラくんの意志を尊重するの、いいなって思う。あと、大瀬が天彦の体調気遣ってちゃんと言葉にしてるのも、とてもいいなって思う。自分が(体調の面で)しんどかったとき、いつも天彦が助けてくれたこと、知ってるもんね。

<天彦、猿川>
天彦の母のことを気遣う猿川、母は大丈夫だけど代わりに父が…と聞いてあろうことか大爆笑する猿川、そのリアクションに最初はきょとんとするけど猿川が笑った理由を聞いて自分でも笑い出してしまう天彦。いいな、本当にいいな。どこかの誰かは不謹慎だって眉を顰めるかもしれない、でも自分たちだけ分かってれば、伝わってればいいんだってそういう共有、本当に好きだ。

<猿川、ふみや>
ふみやがこんなにウキウキしてるのシーズン1含めても初めてじゃない?年下組…ほんとは猿より大瀬のほうが下だけど…年下組、尊い。オオクワガタではしゃぐ小学生の心がかわいい。猿川ってきっと、ふみやのことを「年下」だと思って見てて、なんなら面倒すら見ようとしてるよねって思う(無意識かもしれないけど)。年上のはずの理解にもたまに兄ぶってるけどさ。いいね、そういうの。

<ふみや、依央利、みんな>
もらった水をすぐに飲まずに「みんなと一緒に」というふみや。彼の中で「みんな」ってどういう存在なんだろう。どうやって集めたんだろう。何が大事だったんだろう。数?その人自身?それとも??

わからないけど彼らの旅はきっとまだ続く。わたしたちはそれを覗き見ることを許されている。

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