おっさんずラブ-in the sky- 公式ブック(2020/1/29発売)

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おっさんずラブin the skyの公式ブックを買いました。
役者さんのインタビューや制作陣の座談会、キャラクターの設定などが載っているA5サイズ約90ページの本です。

買ってよかったです!
新規写真もキャストそれぞれとても素敵だったし、インタビューがほんとに興味深かった。
キャラ設定は「いやいやそれは(笑)」みたいなのもあったけど、一部キャストによるキャラクターの掘り下げもあり、手を合わせながら読みました。

監督や制作陣の言葉も、ようやく聞けて嬉しかったです。
というわけで、さらっと感想いきます。(さらっといけるのか…??)

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キャストインタビュー

田中圭

まず、写真がっっ……いいっっっ………

スカイの春田のかっこいいとこが全部詰まってる写真なのでぜひ皆さんに見てほしいです。スカイの春田が好きだ……

インタビューは、けっこう衝撃でした。
ドラマ終了後にファンクラブ(通称圭モバ)で配信されたブログを読んだときにも相当びっくりしたんですけど、公式ブックでもここまで赤裸々に話してくれるんだ、って改めて驚きました。

どうなんでしょうね。
武蔵に感情移入しながら、というか「武蔵という明らかなおっさんが恋をする、しかもその相手もおっさん」っていうその設定を楽しんで見ていた人なら、スカイの最終回はめっちゃカタルシスを感じられたと思うんです。
そのための布石は1話から数えるときりがないくらいちりばめられていたし、その流れで最終回見ると「あーほんとに良かったね!」ってハッピーで終われる。

でも、春田に感情移入して見てた人にはキツかったと思います。ラストの急カーブが。それを圭さんも感じてたんだな。そりゃそうだよな、だって誰よりもあなたが春田だったんだもんなあ――――
……そんな風に思いました。

吉田鋼太郎

鋼太郎さんのインタビューは、おっさんとしての矜持がふんだんに感じられて、とってもカッコ良かったです。
さらに、圭さん、戸次さん、千葉くん、佐津川さんに対するコメントが、それぞれ興味深くてありがたくて……役を降りても愛の人だなあ。

オンエアはツイッターで反応見ながら見ていた、というのは、鋼太郎さんも!?とめっちゃドギマギしますね(笑)
オンエア時にもっとまともな感想呟ければよかったー!あんなジェットコースター見せられて無理ですって。
毎回「あー」とか「うー」とかしか言ってなかったです。

このインタビューだけじゃないですけど、ことあるごとに「もっと続けたい」「シーズン3をぜひ!」と力強く言ってくださることが、作品のファンとしてとても嬉しいです。

千葉雄大

千葉くんのインタビューは泣きました。
5話と6話の、わたしたちが「成瀬くんは何を考えてたんだろう」とほんとに悩んだところについて「きっとこうだったんだと思う」っていうのを話してくださってるんですよね。
めちゃくちゃショックなシーンだったから、勝手に救われて、勝手に泣きました。

ほかにも、「え、それがアドリブだったんだ」という驚きもたくさんありました。
成瀬くんを思い出すときに絶対頭に浮かぶシーンだから、なんだか不思議な気持ちです。

写真もとてもいいです。
どれもくすりとも笑ってないけど、ほんとにきれい。

戸次重幸

シゲさんも、写真もインタビューもまじでめちゃくちゃ良いから、読んで……貸す……見て……(完全に私信)

四宮というキャラクターに関する考察は、キャラクターのことをさらに深く知ることができて本当に切なくなったし、このドラマに取り組む姿勢みたいな話は、背筋がぴんと伸びる心地でした。

あと、千葉くん(成瀬くん)に対するコメントは……(笑)
雑誌のインタビューとかでも毎回思ってたけど、素直すぎです。狙ってるの?って思うくらい、わたしたちと同じ(笑)
負けた……と思いながら、笑ってしまうな。

キャラクター紹介

キャラクター紹介は、ほんとは主要キャラだけでも誕生日が知りたかったよー!
ドラマ中で誕生日が明示されたシノさんがうらやましいよー!
成瀬くんのお誕生日をお祝いしたかったよう……

成瀬くんの「初めての海外」の行き先がちょっと予想外すぎて、これはいったいどういうことなんだろう?と思いながら考えるにも情報がなさすぎる地で、聖地にするにも遠いしちょっと困惑しています。笑

あと、ドラマ中にシノさんにスケッチしてもらえなかったミッチー。
ここで書いてもらえて、良かったね!

みんな大好き獅子丸怜二さんのコーナーがなかったのはめっちゃ残念ですが、ほかのところで半ページ分あったので、許す……いや……もっとほしかった……!!!

根古さんは見た!

MEGUMIさん演じる根古さんが、各キャラクターについて色々語るコーナー。
これめっちゃ面白かったです。ラブ。

誰に対するコメントも愛にあふれていてよかったんだけど、特に好きだったのは、武蔵、緋夏、アリスかなー。十文字さんと烏丸さんも面白かった。

仲良くクラブに通ってる怜二と根古さんのアナザーストーリーが見たいんですけど、SPはまだですか(笑)

「完全に成瀬派」というのは、これは誰と比べてのことなのか……っていうのが気になっています。酔っぱらった怜二のあれのことかね。

もうちょっと知りたいふたりのこと

千葉くんが成瀬くんについて、戸次さんが四宮さんについて、それぞれバックグラウンドを考察するコーナーでした。ありがたや……

男子高出身の千葉くんが、成瀬くんについて、へー……ふーん……そう感じるんだねー……なるほどねー、というのを一番思いました。ほら、こっちは男子高って入りたくても入れないしさ(?)
あとマサキ!
君にまた会えると思わなかったよ!笑

シノさんは、違った、シゲさんは、微分積分大変だったんですね……微分積分……懐かしい響きだ……

監督座談会

おっさんずラブin the skyは3人の監督で全8話を回していました。
一つのドラマでも、一人が監督やるわけじゃないんですね。アニメだと知ってたけどドラマでもそうだって知らなかったよ~。

この座談会もまた、面白かったの。

でも「物語は恋から愛へ」って誰が言ってたんだろうなあ。監督たち(というか8話監督の瑠東さんか?)の話を聞くと、どうやって「春田から武蔵へ」の恋に着地させるか(愛とは言ってたけど)、というところで試行錯誤してたのでは?という印象を受けました。圭さんのインタビューもそうだけどさ。

で、恋は無理だ、となったから、愛ならいけるか!?となって愛に切り替えたのかな。
もっとここんとこ、考えてみたいですね。

また、空の描写がほとんどないのにお仕事面がチープじゃない、というのがわたしがこのドラマで好きなポイントだったのですが、そこんとこは監督たちがすごいこだわって作り上げたんだろうな、っていうのが伝わる座談会でした。

あと、それぞれの監督の「美しく撮りたいポイント」、こだわりポイント。
見返すのがさらに楽しくなるし、聞けてよかったです!

脚本家・プロデューサーインタビュー

最後は脚本家の徳尾浩司さん、プロデューサーの貴島彩理さんのインタビュー。
これも面白かったなー。

映画は不動産編、シーズン2は全く新しい舞台、となった理由も、熱かったしよくわかった。チーム一丸となっての、大変かつ新たな挑戦だったんだな、と強く伝わってきました。

これでおしまい、が端々に感じられるのがとてもさみしいけど、キャストの皆さんに対する言葉もとてもあたたかくて、色々詰まっていて、あーでもなー!もっと聞きたいことがたくさんあるよー!笑

今後のシナリオ本などで分かる部分があったら嬉しいな、と思います。
ただのドラマなのに、こんなにたくさん終わったあとも楽しめるものを出してもらえて、ほんとに幸せなコンテンツを好きになりました……

ドラマはドラマで完結するべきであって、シーズン1を踏襲した結末であるとか、終わったあとの裏話で納得させられるとか、そういうのは正しい形ではない、という人もいるし、「出されたものが全て」で語るコンテンツはもちろんとてもカッコイイと思います。

でも、せっかく好きになったものだから、こうやってたくさん楽しめるものが出てくるのは嬉しいし、シンプルに裏側とか気になるオタクだし、ほとぼりも冷めそうにないのでしばらく漬かっていたいです。

公式に「ありがとう!」をたくさん飛ばしながら、自分でもあれやこれやまだまだ書いていきたいな。そんなかんじ。

<展覧会も観に行きました>

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