ヒプマイのライトなオタクがヒプステtrack.2を観に行ったよレポ

ライブ・イベント
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ヒプノシスマイク、というエンターテインメントがある。もともとはキャラクターの立ち絵に声優が声を当てて、なおかつチームを組みラップバトルを行う、という、楽曲とライブが中心のコンテンツだった(その後コミカライズやゲーム展開などもされている)。

それが2.5次元の舞台化されたのが2019年11月。推しが出るというので観に行った。そしてあっさり沼に落ちた。なので推しが出ないトラック2も観てきました、というのが今回のブログです。

トラック1の感想ブログがこちら↓

トラック2の本来の公演期間は2020年5月15日〜31日。例に漏れず感染症対策のあおりを受け一回中止が決まり、規模を縮小しての実施とあいなったのが今回のステージ。

座席も減ったけど運良く取れた。仕事も復帰直後で休みづらかったけど夏休み期間だからなんとかなった。子供の保育園の呼び出しも食らわなかった。18000円のチケット代も捻出できたし、なにより、とにかくライブが行われた!!!
声も出せなかったし客降りもなかったけど、とにかく、ライブが開催された!!!
ありがとう!!!!!世界!!!!!

ここから先はテンションしかないクソお気持ち表明ブログなので適当なところで読み飛ばすなり回れ右なりご自由にお願いします。
ネタバレには配慮しません。毎公演ニコ生で生配信やってるから買って見てから読んで。そして沼って。ついでにトラック1の円盤も買ってアカバネに落ちてわたしとアカバネの話を(

『ヒプノシスマイク』Rule the Stage -track.2- オリジナルスイッチングDay
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-8月12日...

(ニコニコプレミアム会員ならトラック1無料で見られるから見て↓8/25までです)

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-
『ヒプノシスマイク-Division Rap Batt...

トラック2の話に戻ります。

前説のToyotakaさんから泣いた。トヨタカさんというのはダンスとヒューマンビートボックスがめちゃくちゃ上手い超人ハイパーお兄さんで今回もダンスとヒューマンビートボックスがたまげるほどうまかった。座席ごと身体を揺さぶってくるエネルギー。
今回登場する3ディビジョンのハンドサインを教えてくれて、声出せないけど拍手とハンドサインで盛り上げてな!頼むわ!ってあおってくれた。死ぬほど拍手した。すでに死ぬほど泣いている(ヒプステの空気感と半年ぶりのライブが嬉しすぎて感極まった)(ちなみに半年前に参戦したのは千葉雄大単独ライブ)(千葉雄大の単独ライブを最後に半年もライブに行けなくなる、いや行きたいライブが何一つ開催されなくなる人生なんて想像したくもなかったよ……)。

ついに死ぬほど泣いたままライブが始まった。山ちゃんのナレーション〜!!H歴〜〜!!荒廃した世界〜〜!!!
最高です、今回のヒプステも揺らぐことなく治安が悪い。

D.D.B(ディビジョンダンスバトル)のメンバーが登場。ヒプステ初体験だと「ラップなのに、ダンス???」とハテナが浮かぶ人もいるだろうが、ヒプステはラップと演技とダンスの融合エンターテインメント超絶ステージなので、ダンスが、めちゃくちゃ、良いです。
そして、演者ももれなく踊るが、ダンスは!!オリジナルディビジョンが!!!脳味噌かちわるほどカッコイイので!!!!!(オリジナルディビジョンというのは前回アカバネ今回アサクサ、つまりこれまでのヒプマイには出てこなくてヒプステで初めて登場したチームのこと)
とにかくみなさんオリディビを見てください。推しディビを見なきゃならないそこのあなたは第3の目を開眼させてアサクサも見てほしい。大丈夫、君ならできる。グッドラック!
(ちなみに今回のダンスはカッコイイもちろんありつつ「楽しい」「愉快」に舵切ってる感もありました。セイヤソイヤ‼️)

そんでついに!3ディビジョンが登場……!うあーーービジュアルがよい……!!かんぺき。優勝。
ラップバトルの勝敗は知らないけど寂雷先生の股下がとりあえず優勝。水江ジュートもびっくりの脚の長さだった。

シブヤのぽっせは二次元から飛び出てきたかのような三者三様の存在感。ちょこちょこ衣装のポッケ見失ってる乱数かわいい。幻太郎は和装〜!!そうか!!衣装こうか!!やべーな。だいすが常にラジカセ?を持ち運んでいるの、二次元だと違和感ないんだけどステージ上だとけっこう気になる(笑)なんか持ってんなー。運んでんなー。

シンジュクはとにかく三人のシルエットが本物だったんですよ……。先生はでかいし、ひふみくんはがっちりしてるし、どぽちんはそれより華奢。
先生の長髪ウィッグのなびき具合がほんと天才だったし、ひふみくんの客席の見渡し方ね。子猫ちゃんに送る視線の使い方が一階後列人権微妙席から見ててもナンバーワンホストのそれだった。うん、ドンペリ入れた。

そんで、アサクサ。
彼らの登場シーン、ぐっときたなー。
言うたら、客席にいるだいたいの人にとって「アサクサ?なに?」なわけですよ。役者さんのファンで来た一部の方以外はシブヤもシンジュクも「待ってました!」じゃないですか。対して、アサクサ。どこ?はないけど、誰?はありまくり。
……でも、なんかアサクサ迎える空気があったかいような気がして、それがとっても嬉しかった。その空気を作ったのって、逆風の中から始まったトラック1を大成功に導いたすべての人の力なので。で、たぶん、その力に占める割合として、アカバネの三人がかなり大きい。
トラック1の期間のアカバネ旋風ってすごかったんだよ。ずっと見たから知ってる。(そしてわたしはたぶんこの話を歳をとってボケても飽きることなくし続けて、入った施設のスタッフさんとかに「あの方いっつも赤羽の話をしてくれますけど、昔住んでたんですかね?」とか言われたりする)

今回のチケット代18000円はしょっぱなのドンパスザマイク(テーマ曲)で使い切ったので、残りの公演1時間45分はタダで観ました。なんならおつりが出たわ……
トラック1の2部制からノンストップ2時間公演に縮小し、たぶん元々決まってたストーリーからギュッとなった部分もあって、もっともっと観たいよー!って気持ちももちろんあったけど、間延びすること一切なく必要不可欠をきちっと詰め込んだ構成が充実感たっぷりだった。

……ストーリーは鬱だったけどな!
いやーこんな清々しいバッドエンド、久々に味わった!!

でも、先生と乱数の間の決定的な亀裂、というものが、このステージだけで十分に理解できるストーリーになっていて、そこが個人的にはとても満足だった。なんていうか、ヒプマイいろいろガバガバなので……一郎とサマトキの不仲とか「それで結局どういうことなんだってばよ?」って毎回つっこみたくなる(笑)先生と乱数は「ああ、そういうことか」ってきっちりすっきりしたので、これまでとらえどころのないように思えていた二人の関係性がすこしつかめて満足。

その分のしわ寄せ?ではないけれど、アサクサはちょっと「ん?どーいうこと?なにがあった?」を感じたかな。
まあ、トラック3もやるの決まってるしねー。今回もセリフで「アカバネディビジョン」が出てきて全わたし(と全バネ女)が沸いたし、なんか、オリジナルディビジョンとはいえ、ちゃんとこれから先もあるのかなって夢がちょっと見られて嬉しかった。

そりゃあね、一期一会の応援もいいものだけどね、オタクとしてある程度の熱量そそぎこむからには、その対象が「虚無」だったと悟る、ってけっこう辛いことじゃないですか。
「虚」だとしても「夢」なら全然いいんだけどさ。「虚」で「無」はね、さすがにね。
だからアカバネの三人がステージ終わってからもアカバネの話してくれたりリアル赤羽に集ってくれたりするのって、向こうが想像する以上にファンにとってはめちゃくちゃ、めちゃくちゃ嬉しいことだし(それがオタクにとっての人生だから)、アサクサも続いてくれ〜とかたった一公演見ただけですでに思ってしまったりする。

というわけで、前説から始まってカーテンコールの演者がはけるまで2時間きっちりで終わるという、トラック1に比べるとコンパクトな構成ではあったけど、ラップよし歌よしダンスよし。衣装よしビジュアルよし演出よし。ヒプステはトラック2も最高だったよー!

演出で言うと、今回もプロジェクトマッピングがびっくりするほど良かった。荒廃した世界観を緻密に表現する鮮やかな技術。これと「光るスーツ」は普通に驚いちゃうからみんなに見てほしいな。

もろもろの対策もしっかりしていたので、安心して観劇できました。
外で並ぶときも日傘が差せる距離感だったのでまあ大丈夫だったし、フェイスシールドはつけてても視界良好で不自由は感じなかったです(オペラグラスは使いづらいかも)。
あ、そうだ。グッズだけなー!通販しかできないのはやっぱ惜しいよなー!わかるけどもー!

とにかく総括、行って良かった。
ヒプマイは好きだけどオタクじゃないし、出る役者さんも知ってる方いないしなんかいろいろ世界とっちらかってるし、ってので「トラック2も……行く?」ってちゅうちょした気持ちがなかった、と言えばそれはほんとに嘘なのだけど、ちゃんと申し込んだ自分グッジョブだった。ありがとう自分。

10月に決まってるトラック3も行きたいな~と思ってます。
今度こそ「行きたいなあ」で取れないチケットになりそうでこわいけれども!

↓track3に行った↓

↓track2を役者さんのトークを聴きながら見るライブに行った↓

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