おっさんずラブ-in the sky- が好きです

テレビ・ラジオ
スポンサーリンク

おっさんずラブ-in the sky-の円盤発売おめでとうございます!

2019年11〜12月にかけてわたしの睡眠時間を、精神力を、自由時間の全てを奪い、そしていまだに一日の数時間は思考を費やしてんじゃねえかな?というくらいハマりまくったドラマがこれにてついに完結しました。

さびしい……
シンプルに終わったことが信じられない……

ドラマのストーリー、とくにラストの展開には賛否両論があって、だからわたしも「人に薦めるか?」と問われると「ハマれなくてもしんどいしハマってもしんどいし……」と無条件に首を縦にふることは難しかったりするのですが。

でも、なんだろなー、なんかほんと、自分だけが好きでいいや、みたいな気持ちもある。
わがままですね。
あんなに素敵なキャラクターとストーリーと演出と、そんな全部が詰まってるのに。

そんなわけで、わたしがこのドラマの何がそんなに好きなのか?っていうのを、ちゃんと語ってみたいなって思いました。

うまく書けるかわかんないけど、頑張ってみます。

Amazon prime videoで おっさんずラブ-in the sky-を観る

Netflixでおっさんずラブ-in the sky-を観る

スポンサーリンク

引きの強いストーリー

やっぱり、2ヶ月間毎週テレビにかぶりつきで楽しみ通したのはこれが大きい。

1話40分のうちに「ええー!?」っていうのが最低3回、多いと5回くらいドドドっときた挙句に、ラスト5分前主題歌流れてからが本番ですよと言わんばかりの仰天展開と次話予告。

ラストのインパクトで言うとやっぱり1話がいちばん印象的かなー。
主要な登場人物が4人出てくるのですが、1話ラストでは彼らが一同に会します。
そこでの四者四様の表情、思惑、そして恋の乱気流具合がとにかくカオスすぎる。
ここで「は!?まじ!?どうなるの!?」って思えたらたぶん最後まで楽しめると思います。たぶん、ね。

展開の面では視聴者の奇をてらう一方で、紡がれる恋心はいつでも真摯で繊細だったのも魅力のひとつ。
最初から明かされるものもあれば、「実は」というのがわかってから「そうか、あれもこれも」と思い出されるものもあって、めーっちゃ翻弄されたわー。
昨日も今日も翻弄され続けてるわー。

ドラマは全8回のほかにスペシャルが前後編(合わせて1話分の長さ)あるのですが、ここで終わらせるしかなかったんだろうな、と思う一方で「これで終わりは惜しい!もっとください!」と思わされてしまうのも、やっぱりストーリーが面白かったからなのかな、と感じます。

愛すべきキャラクター

ストーリーと同じくらい、いやそれ以上に好きだったのがキャラクターです。
まず主人公の春田ね!
わたし、君のこと、こんなに好きになると思わなかった!

……っていうのも、「おっさんずラブ」というのはシリーズ通して全てこの「春田創一」という男が主人公なのです。
ポンコツで、お人好しで、八方美人なとこもありつつ、なのに異様に男にモテまくるモテ期到来!?というところから毎回話が始まるので。

だから、春田ってやつのことは知ってるんだよ。
「今回もこんな感じね、ポンコツなお人好しね、好きなタイプじゃないけどまあ憎めはしないよね」

……はあ?
めちゃくちゃカッコいいんだが?
はちゃめちゃに惚れてしまうんだが!?

──なんでこうなったのか終わった今になってもよくわかってません。
最後までポンコツは変わんなかったし、最後の最後なんて「ついに迷走……」としか思えない挙動をしでかすし(個人の感想です)、仕事はあんまりできないしアホだし五歳児なのに。

でもねー……
なんだろねー……
恋に向き合う春田だけは大人だった。そういうことかな。と少し、思う。
誰にも言わなかったよね。誰を好きなのか。どんなふうに好きなのか。
……失恋の痛みすらも。

どこにも春田の味方はいなかった。春田は自分の恋を一人であたためて、ぶつけて、こわして、そして、諦めるしかなかった。
見ていた私たちしか、知らなくて。
だから、好きになっちゃったのかなあ。
って、思います。

主人公以外もみんな大好きでした。
愛を貫いた黒澤武蔵も。
役者さんたちがこれ以上ない魅力を息づかせてくれた成瀬竜、四宮要も。
一人も脇役なんていなくって、みんなみんな生きてて良かった。

主要キャラはみんな素敵すぎて選べないのだけど、スポットキャラで一人だけお気に入りを選ぶとしたら、マサキかな。
かんっぜんに当て馬。
清々しいまでの当て馬。
わたしはマサキが好きです。マサキ主人公のスピンオフ書きたいわ〜

素晴らしい曲、そして演出

なかなか表立っては注目されないけど、曲や演出もスカイの大好きなポイントでした。
主題歌の『願い』はいまだに不意打ちで聴かされると胸が苦しい。
放映中はずっと「誰視点の歌?」って考察で盛り上がってました。
答えはないけど、それが答えかも。

サントラもめっちゃ好きです。
なかなか活躍の機会に恵まれなかった怜二のテーマソングがお気に入り。
とある曲で、一部シーズン1のテーマ曲を彷彿とさせるラインが組み込まれてたり(個人の意見です)。あーこの曲か、つまりそういうことか、みたいな(個人の(略))のとかもね。

オーバーチュア(序曲)があったり、ジャズだったりアリアだったり、いろんな曲調楽しめて、しかもどれもこれもすっごいすてき。作曲者の河野伸さんすごい人だなあ。

演出では、円盤の特典にも組み込まれてるんだけど、アナログにこだわったタイトルバックがとても良いです。
同じくアナログで作られてたオープニング中の役名も、展覧会で実物見れたんだけど、めっちゃかわいかった〜好き〜!

なんていうか、教えてくれないと、見てるこっちそんな細部までわからないじゃないですか。
展覧会とか、特典映像とか、そういう機会があるもの好きになれて幸せだなーって思いました。

それもこれもシーズン1があそこまで人気出たからだよなあ。
作った人、応援した人、どちらにも深く感謝しています。

そんなこんなで、スカイの好きポイントを語ってみました。
あとにも先にも、こんなに好きになるドラマないだろうなー。あったら嬉しいけどなー。どうかなー……またスカイの役者さんたちの共演が、見たいな!

最近、自宅時間が増えてらっしゃる方も多いと思います。
時間に余裕がある方、楽しい物が見たいぞ!という方、アマプラやNetflixで見られるのでぜひどうぞ!

Amazon prime videoで おっさんずラブ-in the sky-を観る

Netflixでおっさんずラブ-in the sky-を観る

円盤収録の特典映像もオススメです。
ベンチから落ちる成瀬くんが必見です。愛しすぎて泣いてしまうよ。
ところでベンチという触れ込みでしたが、あの座ってるとこたぶんベンチじゃないよね。

生まれ変わったら天空ピーチエアライン寮の壁になりたい。

……というあたりできれいに締められたので、記事をおしまいにしようとおもったのですが、どうしても語り足りないので語らせてください。

何を?
──成瀬くんのことをだよ!

余談・成瀬くんのことが好きすぎる

成瀬くんがきっかけで千葉雄大さんのファンになったくらい、成瀬くんのことが好きです。

成瀬くんを演じているのは千葉さんなんですが「成瀬くんって千葉くんだよね?」と聞かれると「え?成瀬くんは成瀬くんだよ?」と答えるほどには好きをこじらせています。

なにが好きって、まずビジュアル。

↑どうしよう、完璧すぎて動悸が激しくなった……(この春田のポーズはまじでなんなんだ)

どうして「成瀬くんは千葉くんに見えないのか?」っていうのを、自分で考えてみたり人が考察するのを聞いたりしてたんですが、これがなかなか謎が深いんですよね。

目元が違う、成瀬は目がぱっちりしてない、みたいなことを言う方もいるけど、とくに1話~2話あたりの成瀬くんはめっちゃおめめぱっちりしてるんだよなあ。

やっぱり前髪の力が大きいのかなあという気はします。
成瀬くんももしかしたら前髪あげたら千葉くんに見えるのかもしれない。

成瀬くんは性格ももちろん好きです。
二次元か?って言いたくなるほどのツンデレ。
でも、ツンデレではあるんだけど、デレの種類が多彩すぎるところが……すごい……かわいい。

最終的に主要キャラのほぼ全員に成瀬くんはデレを見せてくれるんですけど、ほんと人によって、まじで顔ぜんっぜん違うから!
「誰と一緒にいるときの成瀬くんが一番好き?」選手権、すぐ開催できます(そしてすぐ戦争になると思う)。

あとね、「何話の成瀬くんが一番好き?」総選挙も楽しそうだよね。

最近わかってきたことですけど、春田と成瀬を推してる人に8話およびSPの話をすると高確率で「トラウマ」もしくは「記憶がない」と言われ、成瀬と四宮を推してる人に7話の話をすると同じく高確率で「傷をえぐるな」と言われます。

わたしはと言われると……いろいろこじらせすぎた結果、最近は強い心で春田と四宮を推してる人の話を聞いてるのが一番心が安らぐな~
……放送中はその派閥にめちゃくちゃ心えぐられてたのに不思議だな(笑)人は変わる。

話がぶれました。

最後に、成瀬くんでやっぱいいなあと思うのは、職業パイロット、っていうところですよね。
家庭環境とかいろいろあったと思うんだけど、全部を乗り越えて、夢をかなえて、それがパイロットってとこがとても……かっこいいです……

パイロットになるための道っていろいろあるんだけど、どういう経路できたのかな、航空大学校かなとか、天空ピーチエアラインは国際線も短距離路線ばかりだけど、本当は長距離の国際線飛ばしてみたいと思ってるのかな、とか……いろいろ気になるよ。
成瀬くんのこともっと教えてほしかった。せめてお誕生日が知りたかった。

↑成瀬くんの写真を見るたび心が揺れる。
もう新規の成瀬くんに会えないと思うととても切ない。

そんな感じで、成瀬くんにもう会えないのは悲しすぎるけど、成瀬くんのことはこれからもずっと大好きだけど、千葉くんを応援してたらいつか同じくらい好きになれる人に会えるんじゃないかな、っていう気持ちもあるから、さみしいばっかりじゃなくてこれからが楽しみだよねって思います。

だって、すでに、光源氏くんとかとても素敵だものね。

同じ気持ちで、いつかもっと好きになれるドラマに出会えたらそれも素晴らしいことだよね、って思っています。
いろいろ落ち着いて、またそういう世界が、広がっていきますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました