こんなライブに行ってきました。
洗足音大ミュージカルコース出身の同期4人で、在学中から行っているライブだそうです。ほぼ年一開催でなんと今回が7回目!
「最初から『ネタです』と銘打たれているライブってなんなんだ…?」
「そもそもミュージカルにも詳しくないのに『ネタ』についていけるのか…?」
「客席にご父兄とご友人しかいないのでは?ぽっと出のファンが観に行って本当に大丈夫ですか…?」
そんな疑問と不安がありながら、でも応援している若松くんが「新年初笑いしたい方きてください」と仰ってくださっていたので、行ってきました。観てきました。
……たのしかったー!!!
本編一曲目かな。あっこさんと湊さんがWickedの『What Is This Feeling? ~大嫌い!』を歌われた瞬間に、来てよかったな、と思いました。替え歌でもなんでもなく、そのままをお二人が素敵に歌われただけなんですけど、曲前のフリからもう面白くて…めちゃくちゃ笑いました。
わたしは2021年のALTARBOYZきっかけで若松くんのファンになりライブに足を運ぶようになった人間なのですが、その頃からずっと感じている、歌がほんとに上手くて、トークが軽やかで、ネタと自虐は忘れずに、でも周りの人はけっして傷つけないという、とてもいいなあと思っていた魅力を4人ともが同じように持ってらっしゃって、つまり2時間のライブ中その「良さ」を密度4倍でお届けされたわけです。
そりゃ楽しいし、幸せだし、いいライブだったよな~と思いました。本当に楽しかった!
いくつか覚えてる曲に沿って(とはいえあんまりない)、感想を書いてみようかな。
まずはCHICAGOより『Cell Block Tango』。原曲では美女たちが自身の犯した罪について語りますが、カクテキでは4人が過去にやらかした失敗談を熱く歌い上げてくれます。
「笑いに変えることで救われるってあるよね」を身体を張ってやりきってくださる姿が本当にかっこよくて…でも、やっぱりめちゃくちゃ笑ったな。
この曲、たしか若松くんが歌いながら自分でも吹き出しちゃってたんですが、他のメンバーに詰められ「だって僕がネタ書いてるんですけど、えっそこでお客さんウケるんだ?っていうのが予想外すぎて!」と言い訳してたのがまた面白かったです。
そしてエリザベートより『私が踊る時』。これも楽しい替え歌でした。
花總まり×井上芳雄 エリザベート「私が踊る時」スタジオ生歌唱 !| NHK
ネタについて「えーこっち全然そんなこと思わないよ!?」といいたくなってしまう弁解がありましたが、しかしそのフォローの仕方まで含めて、好感度と笑いポイントが高かったです。
ミュージカルってやっぱり面白いな…(そういうまとめ方でいいの?)
*
歌や声楽にも詳しくないので、あっこさん、真菜さん、湊さんそれぞれのお歌についても「上手だった!素敵だった!あと百万回聞きたい!」しか言えないのがもったいなさすぎるのですが、素晴らしい音楽と笑いに包まれた本当に幸せな2時間でした。
ピアノ生伴奏のこっちゃんさんも、皆さんを引き立てる演奏がとても素敵でした…!
いい意味でアットホームな空間で、客席の雰囲気もよかったです。贅沢な時間と最高の初笑いをありがとうございました。
専用劇場建設しなくていいから10000倍のキャパでやってください!けっこう本気です。
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