『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -New Encounter

舞台・ステージ
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ヒプノシスマイクルールザステージ ニューエンカウンターを観てきました!賛否両論死屍累々非難轟轟されど上等、みたいな全員卒業の全員出演ライブからちょうど半年。メンバーをほぼ一新してのまさに「新しい出会い」。大好きなステージが続いていく嬉しさと、大好きなみんなに次いつ会えるかわからないさみしさと、両方の気持ちで観に行きましたが楽しかったです!というわけで感想その他もろもろ。

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ストーリーが入りやすくてよかった

6ディビジョン18人も出演して何をやるのだ?みんなちゃんと出番ある?と首を傾げてたのですが観て納得。なるほどみんなのチーム結成ストーリー。そしたら今時空より若いし、仲も深まってないし、みたいな状態だから、全員が新キャストでも違和感なく観られるな!よく考えるな〜。

ドラパはたぶん今回のストーリーは全チーム知ってた?と思ったが、よくよく思い返すと知らない話もあったかも。(わたしは主にヒプステのファンで、ヒプステのストーリーはよく知ってるけど、原作ドラパとかコミカライズとかアニメとかはほんとにちょこちょこしかつまんでいない)たとえば銃兎の手引きで左馬刻が森に理鶯に会いにいく、とかは知ってた。シンジュクも知ってる。わたしは推しが一二三くんに歌詞提供をした人間なのでそもそもはシンジュクリスペクトからヒプノシスマイクに入ったのだ。オオサカとナゴヤは、ステのトラック3を観るにあたり知識が足りないと思ってドラパを予習したのでこの二組がたぶん一番ちゃんと知ってた。ブクロとポッセは記憶にないのでちょっともったいなかったかも?と今になって思った!ストーリー知ってる4チームは「耳でだけ知ってたものが具現化された楽しさ」が確実にあったので。

わたしの魂が好きなのは、ヒプステtrack1〜3および5、つまりステージオリジナルキャラクターの出てくるステージオリジナルストーリーだから、そういう意味ではズドン!と撃ち落とされたとかではもちろんないんだけど、求めて見ていたものも全然違ったので大丈夫だった。ヒプステもかつてtrack4がそういう回(原作ストーリーを軸にしたオリジナル展開のない話)だったというのがあるので、そういう風だろうな〜と思って観に行けたというのも個人的には良かったと思う。

それぞれのディビジョンがよかった

3人×6チーム、メインキャラクターだけで全部で18人も出る舞台だったけど、各ディビジョンがそれぞれ引き継がれたものとか新しいものとか色々出してて楽しかったし面白かった。チームごとに書いてみようかな。

ナゴヤ

推しのナゴヤから書いちゃう!声優さんのナゴヤも、トラック3〜BOP2023までのナゴヤもそれぞれ大好きだったのと同じように、今回のナゴヤも今までと違う三人なのにナゴヤだなあと思った。「家族」がしっくりきた。
中西さんの空却くんはヤンチャいっぱいだったけど廣野くんほどまでは破天荒でなく、葉山さんのような健康さと良い子さがほどよくミックスされ、キャラクターとしての波羅夷空却から感じるものと似た印象を受けた。
十四くんは可愛かったね…よかったね…(最推しだからといって急に語彙を手放すな)加藤さんの十四くんはなんだろね、こうめっちゃズッシリしてるというか、もはや可愛さより圧倒的に強者なんだよな、自分で気づいていないだけという。だから、そこに至る前の部分を体現してくれるの嬉しい!になった。もっと色んな顔見せてくれ。
中塚さんの獄さん、なんとなく想像してたのの十倍くらい安定感があった。お芝居と声。声がよかった、なんか安心した、あとカテコでめちゃくちゃ十四くんの過保護な保護者をしてくださってて…とりあえずありがたい、ということにしておきます(複雑なオタク心)

オオサカ

いやもう荒牧さんはめちゃくちゃ達者な役者さんだし里中さんは「もはや盧笙」って方だったし、で、だから新生オオサカどうなの?って正直思ってたんだけど、いやめっちゃオオサカ。正直ここまで違和感なく受け止められると思ってなかった、びっくりした。思うに、荒牧さんの演じる簓って簓でありつつもめっちゃ荒牧さんが「居た」というかそういうところあったと思う、いやこれはわたしの受け止めにすぎない話ですが、だからそこから荒牧みが抜けても簓として受け止めるに支障がないというか?んで、飯田さんの盧笙すごかったな、盧笙って世界に二人居たんや(??)いやなんかめっちゃ盧笙だったよ、盧笙。めっちゃ盧笙言うけど盧笙。とか思いながら、零とのバトル中のやり取り見ながら「この二人が…こう言いながら…全然まだ駄目な部分がたくさんあって…そして2nd DRBのブクサカバトルへ…」ってめちゃくちゃ泣きそうになった。わたしほんとにステのブクロVSオオサカで受けた衝撃まだ全然抜けてなくて癒えてなくて、ってところがあって、みたいな話してたら家に円盤ないのに観たくなってきた…買おう…また3面リバイバルやってくれ。零さんはなんか普通に零さんだったのでもはや面白くなってきた。役者さんが変わってもぶれないクオリティー(方向性の違いはある)

シンジュク

シンジュクも意外と「こういうシンジュク!」で受け止められたので自分の感情が面白かった。いや一二三くんめっちゃよかったと思う。二重人格でギャルでホストで時に鬱陶しく時にスパダリ、みたいなあんばいをよくウザくなりすぎずに一二三くんとして生きてくれて…なんか…感謝?感謝なのか?わからん。独歩くんとのバランス良かったね…二人の電話のシーンなんかめっちゃこうさ、いびつで奇妙な愛しいバランスというかさ、こんなのこの二人を好きな人はもうそんなことわかりきってる魅力すぎるのは知ってるのですがなんか改めて、という。んで先生もなんか掴みどころないんだけど、二人とチームを組もうとする感情の変化がなんかこう妙にしっくりきたというか納得させられたんだよな。鮎川さんと全然ちがうタイプの先生、面白い…酒を飲ませたい。このシンジュクもはやくアサクサと会わせたいよ〜〜〜

シブヤ

なんかこうぜーんぜん仲良くなる前のシブヤだよね、この時期。いや、三井さんの乱数、天性の可愛さとか持ち前の魅力とか(だけ)で勝負してないところがなるほど乱数、って感じで、もちろん今までの二人、そして白井さんとも違う新しさも感じた。えーこの後輩クンを先輩に引き合わせてみたいんだけど。ねえ燐童くんこの乱数チャンどうですか?
幻太郎はさ〜個人曲がさぁ、個人曲というかさぶちゃんの歌でもあったのかもだけど、とてもトラック2のげんたろ曲の踏襲だったじゃないですか…泣いちゃう。帝統は若いところとかアホなところとかたくさん出ててよかったと思う。ダンスやラップもかっちりしていた?けっこう反対サイドであまり見えなかったんだよな〜いやぁ野津山さんも滝澤くんも職人レベルのかっちりした技術がある人だと思うから帝統のことどう思うかな?って考えてたんだけど、なんか三人のバランスがよくて、そいうとこもこれからポッセになるんだな…を感じて(まとまらない語り)

ヨコハマ

ヨコハマ面白かったなー!面白いって言い方どうなんだろう、でも左馬刻さまがほんとに印象が違うじゃないですか、それがね、なんかね、へーこうなんだ!って。凄みがよかった。わたしの中にイメージしてる左馬刻とはまた違うと思うんだけど、良い。んで、銃兎は、駒田さんが具現化されたのかと思ったよ(?)えーなんかめっちゃ駒田さん、ほんとにすごい。脚がすごい!水江さんの銃兎は美しすぎて凄かったけどYUKIさんの銃兎は「居そう」感と「居なさそう」感の絶妙なところに立ってらっしゃる。ライブパートでRYOさんのこと絶対たぶらかしてたけどそこはさすがステの銃兎だ…。(銃兎とRYOさんのことをなんだと)(Doltonさんもいたらどうだったかな)(お大事にしてください)理鶯くんは推しゆえにわたしの中に完全なる理鶯くんがおそらくいるらしく、なるほどな〜〜と思いながらの視線になってしまったけれど、左馬刻と動き方が似ていてバランスが良かった。総じてなんだか不思議なディビジョン!という感想になる。わたしが慣れてないだけかも。前もトラック4でようやくステハマ腑に落ちたところがあるし。

イケブクロ

ブクロ、ブクロだけは…!!わたし、こんなにあの三人のことが大好きだったんだなー!!??とめちゃくちゃ実感させられてしまった…。いやしかしこの四年わたしの「好き」はかなりの部分がヒプステだったもんでよ…高野一郎が四年間「好き」のトップに君臨してたってことだもんな…そりゃ思い入れ…愛着…うわーーーん じろちゃんのにぱっとあの笑顔にもういつ会えるかわかんない、って考えて泣きそうになった。もう会えないかもしんない。卒業ってそういうこと…二郎…って思いながらもライブパートになったら二郎くんがなんかこっちを向いてニコって笑ってくれて(たぶん夢)(夢…じゃない!)、なんかその瞬間すぱぁって色々クリアになってちょっとだけ大丈夫になった。結論、わたしは松田くんの二郎にめちゃくちゃ恋してたんだな…
でもこんなに引きずられまくってしまっているけど今の三人のこれからを見るのが楽しみなのも本当。めちゃくちゃ本当。(そしてブクサカを思い出して泣く)

DDB

トヨニキの前説から始まらないヒプステ(涙)えーんでもDDBのみなさん何も変わらないすさまじいパフォーマンスで、それを見てるとやっぱりホッとした。頭頂部を支点に何百回転もしている人を見ながらホッとするというのもめちゃくちゃおかしな話ですが…

セリフがみんな増えてて嬉しかったんだよな…
でもやっぱり今までのみんなに出て欲しかったな…
SOUTAさんまた会えてハッピーだったな…
神谷亮太さんこの方か!!!

などなど。ヒプステにDDBがいてよかった。

オリジナルのこととこれから

実際自分のこの目で見て、ヒプステ、たのしかったー!の気持ちになれたことが嬉しい。楽しい。よかったね!
オリジナルのみんなももう卒業!と銘打たれてることに関しては、特段、「だからめちゃくちゃ悲しい」みたいなのは実はそんなにない。トラック1のときからずっとずっとずっと「次なんてなくておかしくない」の気持ちだったので。「また会える!」が確約されてる期間なんてほんとに少なかった。一番印象に残ってるのはMix tape1というステージが発表されたとき、そしてそれを待っていた時のことだ。シブヤ、ヨコハマ、アカバネの3チームが日常を演じる、ことになるはずだった。中止になってしまった。見られるはずだったのに。情報が少ないオリジナルたちの新しい一面が明かされたはずだったのに。1があれば2が、3がきっとあったのに。あーーーーー悔しいなーーーーーー!!!!!!

なんかね、なんだろうね、また会えない、気はしていないんだよね。なんか、生きてるし。浅草とか行くと会えるんだ。すごいよ、みんな生きてる。別にほんとに誰かに会えるわけじゃないけど(会えることもある。浅草に行くとだいたいフォロワー誰かいる、アサクサ推して住み始めた友達もいるし)、だって友達とかもさ、元気でいたってみんなと毎日会えるわけじゃないじゃん。そういう感じ。違うかも。でも生きてるよな、って思う。

生きてるだけで嬉しいけど、また会えたらもっともっと嬉しいよな。2023年8月、ステオリジナルキャラクターだけが出演した彼らのレペゼンライブで感じた夢のような気持ち、まさに夢、だけど夢なんかじゃなかった本物だったんだよ。道の途中だろ。こんなとこで終わってたまるか。また来たるその日までわたしは生きる、待っている。

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